TRELOCK LS 312用マウント作成

以前作ったもののネタだし。

ダイナパックにレインカバーを掛けると後ろに付けたテールライトが覆われてしまうという問題があり、シートステイにテールライトを取り付ける必要に迫られていたのだが、antaresはシートステイの断面が変な形状なのでサドル近くの位置には普通のマウントではライトが付けられない。TRELOCK LS 312というゴムバンドで固定する(比較的自由度が高そうな)テールライトを見つけたので取り付けてみたのだが、やはりグラグラして安定しない。スマートなデザインで気に入ったのにとても惜しいのだが、そのままではいつライトがスポークに投身自殺するか分からないので安心して使えない。さて困った。

というわけで、マウントとシートピラーのスキマを埋めるアダプタを自作してみることにした。

今回使ったのは、タミヤのエポキシパテ(速乾タイプ)。白とベージュのパテ(粘土のような感じ)を同量まぜて好きな形に成形したあと、数時間程度で固化する、と書いてある。まずはよくこねる。

固まらないうちにライトのマウントに貼り付け、反対側はプラスチックシートを挟んでシートステイに押しつけて成形。そっとはなし、固化するのを待つ。

固まった状態。

このままではいささかみすぼらしいので、スプレー塗料で黒く塗る。

乾燥するとこうなる。

シートステイに当たる部分に、滑り止めのゴムシートを貼り付けて完成。

形はボコボコで固定できればいいやという手抜き仕様だが、先日のブルベ600kmを走り抜いたのでとりあえず耐久性は問題なさそうだ。