akamano’s diary

はてなダイアリーから引っ越した放置ブログです

BRM115青葉200km等々力レポート

先週に引き続き200kmブルベ。多摩川沿いの等々力緑地出発。6:00スタートで、東京駅から輪行でも行けたのだが、自走でも1時間ちょっとなので自走で行ってきた。

数日前にイギリス通販からやってきたGARMIN Edge800を、いささか不安があったもののいきなりの実戦投入。自宅からスタート地点までのルートをCourseとして転送しておき、それに沿って走ったのだが、夜でバックライトが消えてしまうと視認性が激しく悪いことが分かった。今まではForetrex401の白黒液晶で、かつ地図が無かったので、ヘッドライトの明かりだけで十分だったのだが、反射型カラー液晶+市街地地図の上にルートが表示されていると、画面そのものが見にくい上に、どの線がルートなのか区別が付きにくい。途中で乱反射防止用に貼っておいた保護フィルムを剥がしてしまったがあまり変わらなかった。

それでも一応当初の予定通りスタート地点に到着。このブルベは、AJ神奈川から分家?したヴェロクラブランドヌール青葉の記念すべき初主催イベント。スタッフの[twitter:@pikasyacho]さん他、ツイッター上でよく見かける人も多数参加しているようだった。受付でちょうど[twitter:@eijitom]さんと遭遇。また、いつも山岳ツーリングで煽られる鬼軍曹[twitter:@tagomoris]も、今回ブルベ初参加。近くに住んでる同じ会社の人も見物にやってきていた。ブリーフィングは5:30からだったがまだ真っ暗。

車検を受け、5:50の第1ウェーブでスタート。例によってEdge800の地図は見にくい。初めのうちは何台かの列車が信号でくっついたり離れたり。割と調子よく足が回っていたので列車の先頭を引くこともあった。

市街地を走っているうちに明るくなってきた。横浜のリア充的な何か。

磯子のあたりの高架下。このへんでtagomorisが荷物から何かを取り出すために列車から離脱。妙に調子がよく、35km/h巡航で後ろを引き離して一人旅になってしまった。

横須賀、久里浜を過ぎ津久井浜の海岸。同じくらいの速さの人と少人数の団体に。


PC1 三崎に9時過ぎに到着。わりと早いほうのようだ。



飯を食っていたらeijitomさん、続いてtagomorisも到着。300kmを13時間で走るeijitomさんより速いなんて俺スゲー、と思ったのだが、実は横浜市内でミスコースしまくってたのだそうだ。そりゃそうだよな…

こんなペースで走ったら後でツケが来ると思い、だれてしまっているtagomorisを置いてとっとと出発。

ここでEdge800のスタートボタンを押し忘れてしまっていて、数キロ先で気づく事になる。

三崎口までの登りで、華麗にeijitomさんに抜かれる。その後は海岸線沿いの細かいアップダウンを単独行、時々抜いたり抜かれたり。調子のいいときに速い人が前にいると頑張って付いていくのでいい感じの負荷。

渚橋?の手前でスタッフの方がおり、十何番目かの通過であることを告げられる。第1ウェーブだったので先行しているのは当たり前だが。

海沿いの国道134号もあまり風は強くなく、頑張って30km/h〜35km/hで巡航。こんなに頑張ってしまって大丈夫だろうか…

相模川を渡る新湘南大橋。

国道1号に入り、ドリンクが尽きたので自販機休憩。

国府津駅を過ぎたあたりで県道72号を御殿場線に沿って北上開始。登り基調+向かい風になり流石にスピードが20km/hに低下。

12時過ぎにPC2到着。PC1までとほぼ同じペースだ。この調子で残りもいけばなんと9時間でゴールしてしまう計算だが、ここからはアップダウンが入りそうはいかない。

Edge800の写真。映り込みが激しい。

昼飯時間だったので温かいうどんを食ったり、うっかりレシートをもらい忘れて缶コーヒーを買い直したり、トイレに行列したりしていたので30分位長居してしまった。

PC2スタート直後、いきなりの激坂。

しかしここを超えたらそんなに酷い斜度の坂はなかった。いい感じにアップダウンをこなす。まあ、速くはないけど。


こんな所でものを燃やさないで欲しい…

東に向かっているので基本追い風のはずなのだが、恩恵を受けた区間はあまり長くなかった気がする。市街地に近づくにつれて車の量は増え、渋滞に巻き込まれることも多くなってくる。

そして県道45号 中原街道に入ってからがこのブルベのキモだった。狭い道幅にぎっしりと並ぶ大型車両、激しいアップダウン。前に2人速い人がいたので必死について行っていたのだが、途中の信号でちぎれてしまった。

道幅が広がってからもしつこくアップダウンは続き、30km/h巡航で無理した脚は売り切れ。登りはインナーローで10km/hしか出なくなってしまった。そのような状態でいつの間にか二人旅状態。途中から、後ろにいた方(お名前は結局お聞きしなかったが、ブルベカードを見たらK嶋さん?だったかな?)が地元だというので前を引っ張っていただいた。「10時間切りが出来るかどうか微妙な時間ですねえ」という話題に。

最後の最後まで渋滞があって気が抜けなかったのだが、なんとかギリギリ9時間55分でゴール。最後のコンビニでキリンフリーを買ってレシートチェック。一度やってみたかったのだ。

すぐそばのデニーズでゴールの手続き。先に入っていた先ほどのK嶋さんと談笑。今年の青葉ブルベには沖縄以外全てエントリされているそうだ。

また、[twitter:@mocha_misa]さんを出迎えに来ていた[twitter:@hm7]さんともお会いすることができた。mocha_misaさんはPC2に僕より早く着いて早く出発していたようで、恐るべき自転車カップルである。

帰りがけ、自転車を出そうとしたら[twitter:@j_trad]さんにお会いした。去年の北海道以来である。

ちなみにeijitomさんは9時間ちょっとでゴールしてとっくに帰った後だったようだ。やはり速いっす…。そしてtagomorisは11時間を超えてゴール。「もうブルベはいやだ」という感想だったようだ…

もともと帰りは武蔵小杉から輪行の腹づもりだったのだが、自転車に乗ってみたら普通に脚が回ってしまった(これが自転車の恐ろしいところ)なので、自走で帰ることにした。ら、走り始めてしばらくしてEdge800がバッテリー残量警告。200km、10時間でアウトか。バックライト点灯15秒で普通に使っていた割には、公称15時間としては短くないか?仕方ないので、同時に買っておいた純正外部バッテリーを接続。暗くなりかけていたのでライトも点灯。そんな感じで、ダラダラと帰宅したのであった。

pikasyachoさんによると、今回はDNFが一人という完走率の高いブルベだったそうだ。たしかに大きな峠はなく風もそんなに強くないコースではあったが、やはり最後の中原街道(一説によるとビーフラインよりも酷いという)は、「最後にこんな所を走らせやがって、コース設計者出てこい!」と言いたくなるいかにもブルベ的(賞賛の言葉)なコースであった。また、最近ローラーを回していたのがやっと効いてきたのか、高速巡航でけっこう頑張ることが出来たと思う。当初天気が微妙で凍結も危惧されていたが、なんとかもってくれてよかった。

Edge800で気づいたこととか運用については後日まとめる予定。