ER-6iプラグ修理
ちょっと前になるのだが、ポータブルオーディオ用に使っているヘッドホンER-6iの音が片側だけ出なくなってしまった。ぐぐってみるとプラグ付近の断線が非常によく発生するらしい。ケーブルを根本から切断して汎用の3.5φプラグに替えてもいいのだが、それではでかくなってしまう。元のプラグを生かしつつ修理している人がいたので、それを参考に自分でもやってみることにする。
まずプラグにカッターで縦に切り込みを入れると、簡単にカバーを外せる。
中のプラスチックモールドもカッターで切り離せる。しかしこちらは再利用不可能っぽい。
端子部分だけになったので半田ごてでケーブルを外し、断線した部分を切り捨てて再度半田付け。ナイロンケーブルでテンションを保つリッツ線なのでケーブルにハンダを乗せるのが一番面倒だった。
終わったらテスターで導通とショートをテスト。
シリコン系接着剤で全体をモールドし、元のカバーを上からかぶせる。これでもう端子も再利用不可能っぽい。
上に向けて固定し固まるまで待つ。
2昼夜くらい放置したら固まってた。かなり時間がかかった。カバーがゆるめに固まってしまったのと軸が多少傾いてしまったのを除けばまあ問題なし。
このヘッドホンは何がいいってその遮音性である。耳栓にイヤホンが付いたような構造になっているので、やかましい電車の中でも飛行機の中でも音量を上げずに音楽を楽しむことが出来る。いびきのうるさい人と同じ部屋に寝ることになっても、これを付けてアンビエント系の音楽を聴いていればなんとか眠れる。