下呂温泉で飛騨牛とガンプラ旅行

「うまい肉が食いたい!」という某鬼軍曹の思いつきで、飛騨高山に旅行に行くことになった。そう、最初は肉が目的の筈だったのだが…

何故か途中で高速を降り、プラモデルを売っている店に行くという。なんだかよく分からないが、温泉に行ってガンプラを作る合宿だったのだ。仕方ないので付き合ってニッパーと適当なガンプラを買う。といっても、最近の美少年が沢山出てくるのはよく分からないので、とりあえず知っている範囲でMG Zガンダムを買ってみた。知らなかったのだが、最近のガンプラは塗装も接着剤も不要で、ランナーから切り離してパチパチはめ込むだけで完成するのだそうだ。確かにお手軽で敷居は下がるだろうが、それをプラモデルと言ったら怒る人が沢山いそうだ…

温泉街に到着。

で、早速制作に入る面々。

Zガンダムは変形するので、パーツが無駄に多い。というか、変形を実現しつつ(出来るだけ)簡単に組み立てられるように工夫された設計に感心した。日本の伝統芸能?

夕飯までの時間では胸部までしか完成しなかった。

もう一つの目的である肉タイム。初日はすき焼きで、とろけるようなうまさ。たまらん。

夕飯の後は布団の上で再度ガンプラ制作。寝落ちするまで。

次の日は、流石にここまで来たのだからどっか行こうということで、世界遺産の白川郷へ。


下呂温泉周辺はほとんど雪はなかったのだが、北上するにつれてあたりが白くなってくる。最後の長いトンネル(飛騨トンネル)直前のPAは完全に雪国。

こんな感じの合掌造りの家が沢山並んでいる。

屋根裏はこんな感じ。予想に反して、人が住んでいるのは基本的に1階だけらしい。

ここでも飛騨牛の串焼き。

神社があったので行ってみたら、絵馬が…

どうやら「ひぐらしのなく頃に」の聖地だったらしく、巡礼者が痛い絵馬を残していた。知らんかった。

展望台からの一望。

宿に帰り、制作再開。とりあえず人型の何かが立つところまではできた。

そして二日目の夕飯。今日はステーキだが、普通のステーキのようにジュージュー焼くのではなく、陶器の上に朴葉を敷いてその上に肉を乗せて蓋をする。どちらかというと蒸し焼きのような料理だ。


うっかり焼きすぎて少々固くなってしまったのが残念。

とりあえずガンプラもほぼ完成。

今回の成果物一覧。

変形するとこんなん。そういえば、大学の部室に先輩がこれの旧バージョンを持って来て、うれしそうに変形を見せてくれたのを思い出した…

というわけで今回は自転車一切無しのハイカロリー旅行であった。