BRM221宇都宮200km茨城発レポート
ということで遅くなりましたがレポート。
1ヶ月振りとなる今年2回目のブルベは、宇都宮200km。しかしいつもの森林公園発ではなく、ひたち野うしく駅発。お陰で前泊無しで参加できるのはありがたい。とはいえ真っ暗なうちに起き出して、上野駅から常磐線で輪行。利根川を過ぎたあたりでちょうど日が昇った。
先週とうってかわって天気が良かったので、駅からちょっと離れた公園で受付。今回はコースがかなり複雑でブリーフィングも長い。で、最後に「今回は距離がちょっと長いので時間ぎりぎりを狙う人は気をつけて下さい」…ぇー。確かにキューシートでは215kmある。15kmといったら45分くらい違いますがな。ちょっと誤差というには厳しいのでは…。
今回は参加者が多いということで、5分おきにスタートするウェーブスタート方式。それが功を奏したのか、集団があまりできなかった。
平地コースなので最初からわりと飛ばしまくり。MTB乗りが着るようなプロテクターに反射ステッカーを貼ってる方が前をいい感じのペースで引いてくれたので、20kmくらい二人旅。向こうに筑波山が見える。
実はスタート前にボトルにドリンクを入れるのを忘れてしまっていたのだが、いいペースで走ってたのに止まるに止まれず。しかし途中のちょっとした上り坂でさすがについて行けなくなり、信号で切れてしまった。自販機でドリンクを買ってたら一人抜かれた。そこからは単独走だけどまだ脚は残ってたので頑張る。追い風だし。
PC1。ここまで休憩含め平均25km/h。貧脚の僕にしてはかなりのハイペース。前回の中部200kmに匹敵する。薄皮クリームパンゲット。
PC2はいつもの森林公園なのだが、その直前が今回唯一の坂らしい坂。スタート前に登る分には問題ないのだが、今回は100kmをかなりのハイペースで走ってきたあとなので、もう全然だめ。実はここで初めてフロントをインナーに落としたのだが、インナーローでダンシングでも死にそう。6km/hでへろへろになりながらも、何とか足は付かずにサイクリングターミナルへ。
筋肉がいい具合に破壊されてる気がしたので、アミノバイタル補給。
行きが追い風だったので帰りは…と思っていたらやはり向かい風っぽい。しかも脚は完全に売り切れてる。巡航出力は問題なく出せるのだが、加速・登坂出力は出ないのでヤルキレスにだらだらと走る。途中の交差点でブルベ参加者らしき人が警官と一緒に立っているのを目撃。どうやら、事故があったようだ。
PC3を過ぎてから、妙な眠気が襲ってきた。心拍数を上げないで手抜き走りしてるとよくある。つらいのでコンビニで休憩。
200km地点で一応タイムを見てみた。前半の貯金があったので、ギリギリ10時間は切っていたようだ。ここからはエクストラコース。
結局10時間45分でゴール。前半の貯金はほとんど使い果たしてしまった。
今回の前半100kmのペースを維持できないと、400km以上のブルベでゆっくり睡眠を取ることは難しい。しかしそれが出来ないと1000kmは走破できない。うーん、やっぱり先は険しいなあ。
翌日は久々に筋肉痛になった。200kmの平坦コースだから甘く見ていたのだが、走り方によってはちゃんと筋肉痛になるのだな。というか、これくらいの出力を練習でも出さないときっとトレーニングにならないのだろう。
それはともかく、今回は天気も最高だったし、充実したブルベであった。