青梅から松姫峠を越えて大月
昨日に続いて今日も天気が良かったので、金曜の宴会の罪滅ぼしにと、またもや奥多摩行ってきた。事前情報で少なくとも松姫峠は凍ってないとのことなので。早起きして家から自走するつもりだったのだが、起きたら7:30だったので青梅まで輪行。
このへんの山はまだ色づいている。天気は快晴、気温もヒルクライムにはちょうどいい。
今日は奥多摩渓谷駅伝というのをやっていたようで、10:00〜13:00青梅街道交通規制という立て看が出ていた。今日は吉野街道を行くつもりではあったのだが、古里のあたりで青梅街道に合流してしまう。どうしたもんかと思ったがとりあえず進む。
途中、僕と全く同じORBEA Orca 2010のカーボンブルーのフレームに乗った人を追い抜いた。コンポもDura-Aceだったような。追い抜きざま、「同じフレームですね!」と声をかけた。これが女性だったら素敵な出会いなのかもしれないがオジサンでした。
古里駅前、吉野街道との分岐点。
ちょうど駅伝の最終走者?が通ってるところだったようで、もう半分イベントは終了の雰囲気。反対側車線が最終走者とその後ろの審判車、そして続く一般車の列で渋滞していた。
特に規制にかかることもなく奥多摩駅に到着。結構いいペース。
奥多摩湖。
深山橋のあたりの駐車場で休憩。
補給食に持って来たパンを半分だけ食べようと思ったのだが、袋が破れてしまったので全部腹へ。やっぱり薄皮あんパンじゃないとだめだ。
少々登って小菅の湯へ。
ヤマメの塩焼きが目当てだったのだが、残念ながら今日はいつも炭火で焼いてるおばあちゃんがいなかった。それにしても日陰と日向で体感温度が全然違う。明るさも大分違うのでサングラスをかけていても走りにくい。
そして松姫峠への上りに入る。最初はいきなり10%クラスの激坂、そのあとは7%位の坂が強弱付けながら続く。今日の目的の一つは、昨日スプロケを交換して本当にチェーン飛びが起きなくなったかの確認なのだが、大丈夫そうだ。貧脚なりに7km/h位で淡々と登る。
日陰で写真を撮ると、日が当たっている山の斜面とのコントラストが極端に強くてすぐ逆光になってしまう。下の2枚の写真は同じ場所で露出を変えて2枚撮ったもの。
渓谷沿いの柳沢峠とはまた違った、山の斜面を延々登る。こちらはこちらで味があっていい道だ。トンネルができたらどうなるのだろう…
15:00ちょっと過ぎて松姫峠到着。日が当たる場所なのでとても暖かい。
峠にある公衆トイレを使ったのだが、ここの男子用トイレからの眺めはなかなかのものではないだろうか。
深城ダムのあたりで、道路に猿がいた。しかも何匹も。人の姿を認めると金網を登っていってしまったが、10匹以上いた。ちょっとビックリ。
終盤けっこうな上り返しをクリアして、大月市街に下る直前、夕暮れの空。
大月駅に到着。
上り返しのあたりで急激に腹が減っていたので、大月に着いたら吉田うどんを食う気満々だったのだが、輪行準備を終えたところで電車の時間を確認すると、次の特急まで10分もない。その次は1時間半近く先だったので、吉田うどんは泣く泣く諦めて特急かいじに乗車。社内で駅弁を買った。
なにやらレトロなデザインだが、ぐぐったところなんと昭和43年発売のロングセラーで有名な弁当のようだ(google:高原野菜とカツの弁当)。確かに駅弁で生野菜が入っているのは珍しい。結構ボリュームがあり、食い終わったら眠くなって寝てしまった。
80km弱しか走れなかったが、晩秋の奥多摩を満喫したよい休日であった。