akamano’s diary

はてなダイアリーから引っ越した放置ブログです

走り納めは伊豆冷川峠

帰省に自転車を持って帰ったので、晴れて走れるうちに走っておくことにした。コースは、実家近辺、というほど近くもないのだが、下見も兼ねて今年のBRM129神奈川400km(豊橋〜鎌倉)の一部、唯一?の山岳区間である冷川峠にした。伊東から熱海、小田原まで行って箱根を登ったらすごいトレーニングになると思ったのだが時間的に帰れなくなる可能性が高いし全然帰省にならないので伊東止まりにしておいた。

また、SC-7900を導入して初の実走なので、せっかくなので心拍センサーを付けて走ってみた。

前日夜に雨が降ってしまい凍結が危惧されたが深く考えず出発。10:30頃国道246に入る。最初は御殿場から沼津までの下りなのでここで時間が稼げると皮算用していたのだが、予想外に向かい風が強く全然スピードが上がらない。結局、ほとんどの時間ペダルを回していた。(ケイデンスと心拍数を見ると分かる、のだが実のところフライトデッキのケイデンスは速度からの計算なので実は証明にならない。後述)

沼津市街で急にトイレに行きたくなり、見つけたセブンイレブンで用を足す。実のところかなり危なかった。トイレを借りた店では必ず何か買う事にしているので缶コーヒーを買って一休み。天気はよい。

狩野川の橋を渡ってしばらくは海岸沿いの平地を走る。

道が狭く、また大晦日なのに(むしろ大晦日だから?)車が多くて走りにくい。方角的には東向きになってきたので向かい風は弱くなった。

口野放水路の交差点を左折して長岡方向に向かう。

微妙に登ってまた平地。

狩野川を3回渡り、修善寺市街を抜けると緩やかに登り始める。このあたりはまだアウターでもいける。県道12号との分岐を過ぎると山道っぽくなる。

とはいえ、この先の区間の平均は5%程度なのでそんなに辛い斜度ではない。

道には凍結防止剤が撒かれていた。日当たりは悪く、一度完全に凍結してしまったらなかなか融けなさそうだ。

途中「冷川峠」と書いてある杭を見つけたので、ここが峠かと思ったらそうではなく、小さく「あと2キロ」と書いてあった。しかしこれはウソ標識で、実際は1km程度しかなかった。

ここが峠。空腹を感じたので補給食を食う。

下りの途中で絶景ポイントがあったので撮影。

伊東駅には14時過ぎに到着。電車の時間を見てみたら、ちょうど10分後くらいに発車するようだ。輪行準備をするには少々厳しいので見送るが、次が50分後のようだ。熱海まで走るか、と一瞬思ったのだがやはり時間的にはそっちの方が帰宅が遅くなるのは明らかなので、海で記念撮影したり土産物を買ったりして時間を潰す。

ふと気がつくと発車5分前になっており、急いで駅弁を買って乗車。

あとは伊東線東海道線御殿場線で帰宅。車内から撮影した夕暮れの富士山。

御殿場に着いたのは17時前。伊東に着いてから3時間弱かかってしまった。駅前の温度計は2℃を示していた。

家まで自走する間困ったのは、フライトデッキのメインユニットが「心拍センサーの電池が切れかけてる」という警告を出しまくっていたこと。まあ最初に入っていた電池はモニター用です、というのはよく聞く話なのだが、それにしても電圧が微妙に警告境界をさまよっているような状態にあると、一度ボタンを押して警告を消してもまたすぐ出てくるのがウザイ。警告表示状態だと液晶マトリックス部分が全て警告で占有されてしまい他の情報が出てこないのだ。一度警告を出したらその後30分は出さないとか、ヒステリシス特性を持たせるとか、そういう工夫が欲しい。SC-7900はこういう細かいところの作り込みが全然出来てない印象だ。今後のアップデートによる改善を期待したい。