akamano’s diary

はてなダイアリーから引っ越した放置ブログです

BRM627宇都宮600kmレポート(2)

PC4まではやはり暑く途中でドリンクを補給。「PCに着いたらアイス食うぞ!」と考えながら走る。途中なんか見覚えのある場所だなあ、と思っていたら去年の宇都宮1000kmを途中リタイヤしたときに福島駅までエスケープしようとして走った道だった。真夏の陽気のなか、PC4に到着。冷やし中華あずきバーうまし。そして最初の難関、霊山ヒルクライムへ。道路脇の温度計は33℃を示していた。


結果的に、真上から日光が来る一番ヤバイ時間帯に登ることになってしまった。ボトル1本の水では全然足りず補給しまくり。それでも途中で耐えきれなくなり、僅かな日陰で道路にへたり込み小休止。日射病になりかけてた気がする。休んだポイントから2kmほど走った所に売店があったので迷わず突入。ソフトクリームがうますぎる。水分も十分補給して平坦区間へ。400mほど登っているはずなのだが、気温は32℃。暑いぞ。


下り区間に入ると日陰がそれなりにあり快適。福島の美しい田園風景の中を走る…が、山岳区間を抜けたあたりから再び眠気に襲われる。3分に1回くらい、0.5秒ほど意識が飛ぶような感じ。仕方ないので路肩でうずくまって数分だけ仮眠。また、今回初めてブルベで使ってみたアソスのレーパンが肌とこすれ、尻が痛くなってきた。

PC5での貯金は、ほとんど変わらず。やはり登りでかなり時間を取られたようだ。胃腸が大分弱っている感じだったので、ここではゼリーとガリガリ君ソーダしか食べなかった。

PC6までは海沿いの完全ド平坦区間。既にPC6で折り返して戻ってきた方の「今行けば追い風ですよ」という情報どおり、最初の方は追い風で楽。相変わらず暑いが、海のすぐそばを走っているうちは風が涼しく快適。しかし内陸に戻ると再び温風に。亘理大橋を渡ったあたりからは追い風も無くなり、また尻の痛みがいよいよ耐え難くなってくる。自転車道の悪路はとても耐えられずずっとダンシング。PC6に着いたときには心底ほっとしたが、痛みのせいで完走はむずかしいのではないかと思い始める。また、何故か歯が痛くなってきた。貯金はさすがに前半の高速巡航が効いて200分位に増加。


PC6は畳の大部屋で、結局1時間半くらいいたが、あまり眠れなかった。どうも休めるときに休む、ということが僕はできないようだ。結果的にとんでもないところで無理矢理仮眠を取ることになる。コンタクトレンズを交換し、痛い尻を引きずりつつ出発。

と、いきなりeTrex HがLOW BATTERYに。午前0時から使い始めたので、18時間位だろうか。eneloopはやはりアルカリ電池に比べると寿命が多少短めのようだ。しかし、ログ使用量はこの時点でちょうど50%位であり、ログ領域を使い切るにはアルカリ乾電池でも1回交換が必要であることを考えれば、eneloopでも電池の交換回数はギリギリ1回で済む。これからはeneloop2セット+予備のアルカリ電池の組み合わせで行こうかしら。

それはともかく今回はアルカリ電池に交換しようとしたのだが、単三だと思って入れておいた電池が実は単四だったことに気付く。一瞬どうしようかと思ったが、ライト用に入れておいた単三を使って事なきを得る。阿武隈川の向こうに沈む夕日が綺麗であった。