akamano’s diary

はてなダイアリーから引っ越した放置ブログです

富士チャレンジ200リタイヤレポート

最初の方は7分台で調子よく回っていたのだけど、パンク2回で心が折れましたorz

というのは言い訳で、最初のパンクから復帰した時点で多分20分以上ロスしており、その段階でかなり諦め風味だった。コース半ばでパンクに気づいたのが痛かった。逆に言うと第1コーナーでタイヤが外れて落車、みたいなことになってたら多分周囲を巻き込んで大クラッシュという最悪の事態だったので、それを避けられたのは幸運と言うべきか。

途中で1回止まって空気を入れたのだけど(なんかいやな予感がしていたので携帯ポンプをフレームに付けていた)、すぐに抜けてしまい結局半周くらい押して歩いた。ピットに入りチューブを抜いてタイヤを点検したのだけどとくに傷などは見あたらず、とりあえずチューブを交換し、メカニックブースまでホイールを持って行ってポンプを借りて8気圧まで入れ、ピットに戻ってコースに復帰。次の周回で平均ラップタイムが10分を超えてしまっており絶望する。

その後数周は8分台が出ていたのだけど、ジリジリと遅れていってついに1周9分30秒の壁を越えてしまう(7時間で44周するには、平均ラップタイム9分30秒で回らなければならない)。このままではじり貧だと思い、意を決してピットに入りコーラをドーピングするが効果なし。ホームストレートで35km/hの列車の後ろに付くことすらできなくなってしまった。ああもうだめか、いっそのこともう1回パンクしたらあきらめがつくなあ、なんて事を考えていたら本当にパンク。あーあ。

最初に挑戦し完走した時も思ったのだけど、理由の如何を問わず僕はとにかく休んでしまうとその後まるで調子が出なくなってしまう。今回も基本的にノンストップ戦略のつもりでボトル2本、薄皮粒あんパン装備で臨んだけど結局あんパン一個も食わないうちにリタイヤしてしまった。走行距離は90kmくらい。

このままでは自走も出来ないので、とりあえずタキザワのテントでタイヤ(PRO3RACE)とチューブ、それに電動ポンプの電池が切れてしまっていたので2500円のフロアポンプを買った。こういうときイベントの出店は本当にありがたい(タキザワは安いし)。以前も、サイコンのマグネットを付け忘れて買ったことがあった。こんな田舎ではスポーツ自転車扱ってる店なんてほとんどないからね。

シーズン最後のイベントで有終の美を飾りたかったのだが、残念な結果と相成ってしまった。リタイヤして迎えに来てもらった車に乗った直後に雨が降ってきたので多少残念感が中和したけど。

その後家に帰ってタイヤをよーく点検してみたところ、シフトワイヤーをバラバラにしたときの細片みたいな極細の針金がタイヤの内側に顔を出しており、それが原因だった。おそらく外側から少しずつ侵入してきて、最終的に今回のタイミングで致命傷になったのであろう。


こんな小さなもので走行不能になってしまうのが自転車の弱点だよなー。

思えば、22日に秋葉原に行く前に空気を入れたのだけど、前輪だけ妙に空気が多く抜けており、そのときにスローパンクに気づくべきだった。状況を考えると、おそらく宇都宮400kmにおいて塙の手前でパンクした原因がそのまま残っていたと思われる。その後福岡300km、長万部400kmのブルベ2発を無事に乗り切ったのは、幸運としか言いようがない。宇都宮400kmが終わったときにちゃんと点検しておくべきだった。

タイヤの原因は取り除いたしチューブの穴も極小なのでパッチ当てれば多分使えるのだけど、新しいタイヤ買っちゃったしなんか縁起悪いので結局タイヤもチューブも交換してしまった。ポンプは実家用として置いておくことにした。

今年は、基本的なことを怠ったことにより苦労する事が多かった気がする。来年は初心に返り頑張ろう…


あとは適当に写真でお茶を濁す方向で…

ダイナパックDXはシューズが丸ごと入って便利

あさぎりはJR車両に限る

FSW入口

ピットの様子

スタート前

夢破れてトランク