akamano’s diary

はてなダイアリーから引っ越した放置ブログです

BRM904の怪我が意外に重傷だった件

先週のBRM904千葉600kmで痛めた左手親指の痛みがなかなか完全に治らないので、定時退勤で近所の整形外科に行ってきた。診てもらったところ、おそらく「靱帯部分断裂」で、しばらく固定が必要らしい。関節を痛い状態まで曲げてレントゲン写真を撮り、本来平行な骨と骨の角度がどれくらい曲がっているかで診断するようなのだが、おそらく部分断裂で完全断裂ではないだろう、とのこと。この部位は完全断裂だと放っておくとそのままでは絶対治らないので手術が必要になるそうな。うーーん、本当に部分断裂ならいいのだが…

ネットで調べたところ、ここにある「尺側側副靭帯」の損傷のようだ。完全断裂だと「ステナー病変:Stener lesion」になるということか。ステナー病変についてはこの記事が詳しい。靱帯が筋肉で覆われているのか。なお、後者の記事によると「ゴールキーパー指」というのは誤解とのことで前者の記事はその誤解をしてしまっているようだ。

それにしても、ドロップハンドルの自転車でブラケット部を持って走った状態で、落車などにより強い衝撃がかかると、わりと容易にこの図のようになってしまいそうな気がする。自転車の怪我としては比較的メジャーなのではなかろうか。Gamekeeper's thumbもしくはSkier's thumbに加えてRoadracer's thumb という新名称を提案したい。


というわけで、このようなわりと物々しい感じになっている。そんなに痛みが強いわけでもなく、腫れもあまりなかったのでシップだけ貼って1週間経ってしまったのだが、もっと早く医者に診せればよかった。

で、気になるのは来週の北海道600kmなのだが、前に書いたとおりこれを完走しないと今年はSRが取れない。また、最後に1000kmが控えているとはいえ、PBP出場のための仮安全ラインといえる年間認定距離3200kmに届かない。飛行機も宿も予約してあるしなんとしても参加したいのだ。普通にドロップハンドルを持って走っても多少痛むだけで支障はないのだが、たぶん固定して安静にしておくという原則からすると治りを遅らせてしまうことになりそうだ。テーピング等で固定はするとして、左手はハンドルに添えるだけでなんとか走ってしまおうかと考えている。スピード出さなければまえブレーキが使えれば十分だろう。フロント変速も電動ならボタン押すだけだし。(当然、自己責任だが)