BROMPTON S6L購入

以前から、街乗り買い物や、本格的なツーリングではなくちょっと出先で自転車を使って足をのばしたいような旅行用に小径折りたたみ自転車が欲しいと思っていたのだが、思い立ってBROMPTON(ブロンプトン)を買ってしまった。

そんなに何台も自転車が必要なのか、と聞かれそうだが、鍵をかけるとはいえン十万円のOrcaをおいそれと駐輪場に放置して買い物に行くわけにはいかないし、そもそもSPD-SL靴では歩きにくくて仕方ない。というわけでOrcaに乗り換えてから自転車で買い物に行くことが全く無くなってしまったのだ。旅行に関しても、ロードレーサーの輪行も慣れてしまえば10分で分解組み立て出来るとはいえやはり面倒だし、電車の中やホテルでの置き場所にも難儀する。簡単に小さく畳めてそこそこよく走る、路面が濡れていても泥よけが付いていて安心、純正の大容量バッグも充実で買い物にも便利、という事でBROMPTONに目を付けていたのだ。

日曜日にとりあえず小径車では有名店のローロ世田谷店に行って試乗、在庫状況も確認した。もし在庫があれば全部入り？のP6R-X(26万円也)も考えたのだが、残念ながら無し。ちょっと考えた結果、ストレートハンドル6速仕様のS6L、カラーはOrcaの系統と合わせてコバルトブルーにした。世田谷店には在庫が無く日本橋店にはあるとのことなので、後日会社帰りに引き取りに行く事にした。

で、今日がその納車の日。折りたたみ方法などの説明を聞き、引き取った後自宅まで自走して帰ってきた。久しぶりに乗る小径車はやはりフラフラして怖い。ビンディングじゃないフラットペダルももはや違和感がある。というわけであまりスピードは出さずに走ってきたのだが、蒸し暑かったので大量の汗をかいてしまった。やはり自転車通勤には着替えが必須だと思った。

内装3段の変速はギア比の変化が大きく、外装の2段も合わせれば、ギアのレンジに関しては大抵の道で問題無いのではないかと感じだ。一番軽くすればそこそこの峠の登りもこなせ、また一番重くすれば30km/h以上で巡航もできそう。しかし実際は激坂ではハンドルがふらついてしまうだろうし、高速巡航もまだ怖くて出来ない。サイコンがまだ付いてないので正確には分からなかったが、25km/h位が限界。

ロードの10段変速とちがってきめ細かな変速はできないし、サドルの高さ以外のポジション調整もほとんど出来なさそうだが、まあ町乗り+ポタリング輪行用だし、あまり走りには拘らないことにしよう、と思う。

とはいいつつ、やっぱりペダルはせめてSPDにしたいなあ、取り外し可能なペダルがあるみたいだからそれに交換しようか、などと思い始めている。また一通り、物欲の連鎖が続きそうだ。