akamano’s diary

はてなダイアリーから引っ越した放置ブログです

奥多摩山岳地獄練のはずが峠一つで敗退

前日にレースイベントに行ってきたばかりだが、自転車に乗った距離は移動も合わせて30kmにも満たなかったし、日曜日も天気がよさそうということなので、来週の宇都宮山岳ブルベ三連戦に向けて奥多摩方面に走りに行く事にした。

とりあえず、前日に適当に200kmになりそうなコースを引いたのがこれ。

和田峠奥多摩周遊道路→小菅→鶴峠→上野原→大月→松姫峠→小菅→今川峠→丹波山→柳沢峠→塩山 という、峠満喫コース。どれか一つの峠でも十分満足できるツーリングになり得る、というかいつもは一個しか通らないような峠を3つも盛り込んでいる。正直引いてみてこれはあり得ない、と思ったのだが、獲得標高を見てみると200kmで5500m。これは実は三連戦の二日目、宇都宮〜渋峠とほぼ同じプロフィールなのだ。いつも走っているコースと比べてみて、逆に今更ながら初めて山岳ブルベの恐ろしさを実感した。正直、全く完走出来る気がしない…

と思いつつ翌朝起きたら既に8時で思いっきり遅刻。昨日暑い中走ったダメージが思いの外大きかったようだ。仕方ないのでダラダラしつつ、以下の100km短縮コースで行く事にした。

これでも100kmで獲得標高3000m近いので相当なものだ。

高尾まで輪行。昨日に引き続き激しく暑い。苦戦が予想される。


最初の和田峠のスタート地点、陣馬高原バス停。いつの間にか下の売店が公式TTをやってる?


ここまでで既に500mlのボトルを1本消費している。当然、滝のような汗。自販機で補給。こんな状態で激坂和田峠を攻略できるのか。

案の定、斜度のきつい区間に入ったらもう全然だめ。先週の白石峠のようにふらついて立ちゴケしてはかなわないので、途中2回も足を着いてしまった。屈辱である。タイムは当然30分オーバー。それでもなんとか峠には辿り着いた。

ボトルはまたもや1本以上空けてしまったが、とりあえず下り。

藤野方面との分岐のあたりで自販機補給。ここからは鶴峠までアップダウンの連続。

しかしこのアップダウンにまたやられてしまった。何だか全然脚が回らないし踏めない。心拍数がオーバーしているわけでもない。水はこれでもかというほど飲んでいるし、スポドリだから塩分も取れていると思うのだが…


一度10%位の登りで止まり、帰ろうかと悩むがこれでは来週が思いやられると思い再度出発。

しかし次の登りでまたやられてしまった。水の飲み過ぎか、なんだか腹の調子もおかしい。天気の方も、なんだか雲が広がって気温が下がり、夕立が来そうな雰囲気になってきたので、これ以上先に進んで上り返しの谷間に落ちる前に上野原にエスケープすることにした。


ここまでで30km程度しか走っていない。

あとは上野原から輪行で帰宅。なんという敗北。