akamano’s diary

はてなダイアリーから引っ越した放置ブログです

Edge800のUSB端子が不調

先週の日曜に柳沢峠に行って雨に降られた後、ログを吸い出そうと思ってEdge800をPCに接続したら、PCに認識されない。Edge本体を見ると「This accessory is not supported」とか「XM Receiver not supported」などというダイアログが出ている。ちょっとGoogle先生に聞いてみると、例によってGarminのフォーラム等で同じように困っている人たちが。

どうも、Garminのデバイスは(一般的に?)mini USBの4番ピン(通常はNCなんだろうか)とGNDの間の抵抗値で相手を判定している?らしく、USB端子回りでピンが変にショートしたり切れたりしているとこのような症状になるらしい。

今回は雨中走行だったので、真っ先に浸水が原因として思いついた。

しかし、当然USB端子の蓋(この蓋がまた閉まりにくいので有名ではあるが)はしっかり閉めていたし、今までこれより酷い豪雨の中を何百キロもブルベで走っている。何故あれしきの雨で…と正直思った。

上記フォーラムのページでも、3日経ったら直ったとかいう記述があったので、とりあえずその日は小人さんに任せて寝てしまった。

次の日…症状は変わらず。のみならず、PCに接続していない状態でも「This accessory is not supported」が出るようになってしまった。オーディオ用の端子クリーナーと、プラバンで作った小片でUSB端子を掃除してみたが、変わらず。また、ケーブルとPC本体も替えてみたが変わらず。

ちょうど手元に、Edge800のネジに合いそうなトルクスドライバーがあったので、意を決して分解してみた。

ここまでは簡単に分解できたのだが、肝心のUSB端子がマウントされた基板は、おそらく防水のためなのだろう、ホットボンドのような樹脂でケースと接着されてしまっていた。

これでは分解できない…(切って分解すると防水性能が失われてしまう) 仕方ないので元に戻す。

さすがにPBP直前のタイミングでEdgeがこの調子ではまずいので、今更修理依頼しても間に合わないと考え、涙を飲んで某英国通販でEdge800をもう1台クリック…そしてまた暫く小人さんに任せてみた。

更に次の日…症状変わらず。「iPhoneを水没させたときには米びつに埋めておくのがよい(実際は煎り米が乾燥剤になる)」という話を聞いたことがあったので、東急ハンズで衣類用除湿剤と密閉できるビニール袋を買ってきて、Edge800を一晩乾燥させてみた。結果…症状変わらず。

もう諦めよう、と思ったのだが、ふとエアダスターのスプレー缶が目に入ったので、試しにUSB端子を吹いてみたところ……なんと直った!

端子間にゴミが挟まっていたのかなんなのか分からないが、とりあえずPCから見えるようになった。またいつ元に戻るか分からないが、とりあえず復活したようだ。

というわけで、もし同じ症状になった方がいたら、慌てて分解したりもう1個クリックしたりしてしまう前に、十分乾燥させた後、USB端子にエアダスターを吹いてみることをお勧めする。