内房を走ってばんやで飯
勤労感謝の日が天気良かったので、思い立って内房を走ってきた。保田の「ばんや」まで行って飯を食った後フェリーに乗り、久里浜から鎌倉あたりまで自走を企てていたのだが、出発が遅かったのと雨が降ってきたので久里浜から輪行になってしまった。
東京駅まで走って京葉線に乗り、終点蘇我で下車。保田までは約90km。
こちらの方は朝まで雨が降っていたのか、所々路面が濡れていた。狙い通りの追い風微風で、30〜35kmで巡航。
本当はばんやに着くまで腹を空かせておくつもりだったのだが、ハンガーノック気味になってしまったのでやむなく途中でコンビニ補給。ここで食べ過ぎて失敗してしまった…
富津岬に寄った。相変わらず謎の構造物。
海の向こうには千葉の工業地帯が見える。
ここから先はちょっとしたアップダウンが連続する。とはいえ長くは続かず、脚も元気なのでガシガシとダンシングで登る。
有名な「夢のカレー」ここも一度行って見たいと思っているのだが、今回は海産物が目的なのでスルー。
目的地に到着。しかし既に夕暮れ風味。
ここに来るまでローディーはほとんど見なかったのだが、やはり有名スポットだけあって自転車が多い。
いつもは風呂に入るので温泉の方の食堂に行くのだが、今回は飯だけなので本館の方に初めて行ってみた。
壁に本日出せるメニューが貼ってあるが、聞いてみると既に売り切れなものもあった。
補給で腹を満たしてしまったにもかかわらず、量が多いのが分かっているいかかき揚げ丼とスズキの味噌漬け焼きを頼んでしまった。うまいが平地を90km走った程度ではとりかえせない位のカロリーを取ってしまった。
帰りは予定通り金谷からフェリー。自転車でフェリーに乗るのは初めてである。(東京湾フェリーも初体験)
自転車用の乗車券を買い、バイクの後ろに並ぶ。とはいえ、自転車は一番最初に入れてもらえる。
ロードが他に1台と、小径車の人がいた。
自転車はこのようにデッキにひっかける。スポンジが巻いてあるのでフレームが傷つく心配は無さそう。一応、固定用のロープで結んで鍵をかけておいた。
客室はこのようになっている。新しくはないが無駄に豪華。
出航時間まで余裕があったので最初は人が少なかったが、最後にはほぼ満席になっていた。需要はあるようだ。
船が大きいのであまりスピード感や揺れは感じない。
途中、タンカーが前を横切っているという船内アナウンスがあった。
久里浜に着いた頃にはすっかり真っ暗になってしまっていた。多少なりとも罪を取り返すために自走しようと思ったのだが、船を下りたら雨がぽつぽつ降ってきており、諦めて京急久里浜駅から輪行で帰宅。実は、保田から電車で帰ってもあまり変わらない時間だった。